五頭連峰 五頭山(砂郷沢)烏帽子岩で敗退

GPS LOG 一合目の橋 登山道を塞ぐ樹
烏帽子岩 烏帽子岩から進行方向 赤い実が寒そう 冬景色はモノトーン

日時       平成171210

参加者    単独
行き先    五頭山 三ノ峰
天 候       雪時々止む
気 温       0.7℃〜5.0℃(新潟)
風 向  南西〜西
風 速  1〜6M
目 的       冬山用具のテスト・点検
装 備       冬山低山日帰
登はん用具 なし
ナビ用品 GPS 地図 コンパス
防寒具 フリース程度
その他    通常装備・ワカン・Wストック
飲 料 水0.5Lポカリ1.0L
食料品  いなり寿司3個 ハイカロリーゼリー2個インスタント・ラーメン
残 量 いなり寿司1個 ハイカロリーゼリー1個 インスタントラーメン
その他 水2.0L(ザックの重量調整)

コースタイム              事柄              備考
0700分 自宅出発
0730分 砂郷沢駐車場到着 誰もいない。(100m)
0756分 砂郷沢駐車場到発 雪4〜5cm
0820分 橋を通過。(210m)雪、足首程度
09
00分 ハイカロリーゼリー
1006分 烏帽子岩着              525m)ワカンで膝上まで潜る 食事 誰も来ない
1025分 烏帽子岩発             
1107分 橋を通過                                                                                       
1116分 砂郷沢駐車場到着。
1127分 砂郷沢駐車場到発
1300分 食事をして会社に行く

移動データ              GPSデータ
標高       スタート場所 砂郷沢 駐車場              112
到達地点 烏帽子岩着525
 標高差           413
TP距離  総移動距離(GPSデータ)4.37km             
時間       移動時間(GPSデータ)       :35             
移動平均速    2.km/h     

概要

明日、(平成171211日)に正月山行のトレーニング山行で焼峰山が予定されていたが、仕事の予定が10日程前から入っておりトレーニング山行には参加できない。前から、冬靴をプラスティック・ブーツにするか?悩んでいた。今の使用している靴(AKU アクアシスU)でも、そこそこ使用できるしコース上に何割か雪渓がある場合など歩きやすいし案外ソールも硬いのでお気に入りの靴である。難点と云えば、シングルブーツなので、発汗を含めて中まで濡らした場合当然乾き難い。それ以外では、私が過去に行った時期と場所では特に問題は生じていなかった。しかし、厳冬期の厳しい山行を考えるとワンタッチアイゼンとの相性等を考えると色々考えたが、結局プラブーを買った。プラブーの足慣らしとワカン紐の調整の確認等をしなければいけない事がある。

1210
朝起きると外が何となくボンヤリ明るい。夜中風も無かったので降ったのだな。と思った。窓の外を見ると、やはり降ったようだ。軽めの食事を取り0700分自宅を出る。五十公野のコンビニで食料を購入する。0730分砂郷沢駐車場到着するが誰もいない。(100m)公衆トイレの軒下でカッパを着て準備する。0756分砂郷沢駐車場到発 雪4〜5cmである。誰も歩いた跡のない舗装道路をゆっくり歩く。ここ10年はスキーをしていないがそれでも、足の軟骨が変形するほどやったスキーである。プラブーを履くとバックルはないが、何となくスキー靴を思わせるものがある。足は特に痛まない。0820分一合目の小さな木橋を通過する。(210m)雪は足首程度で特に気にならない。見晴台を過ぎると雪は脛位の深さである。0900分立止まりハイカロリーゼリーを採る。雑木林を進む登山道はトラバース気味となるので、雪の重みで多くの樹木が登山道を塞ぐ形でしなって曲がっており歩き難い。雪を樹から振り落としたり、跨いだりして難渋する。3合目を過ぎると、雪もかなり多くなりワカンを装着。プラブーを購入したあと紐の長さを調整したが、紐が短めであるし、心もち何だかワカンが小さく見える。考えてみればプラブーの方がボリュームがあるためだろう。ワカンを装着し歩き始める。少し荷物を重くして来たせいもあるが、降ったばかりの雪なので結構潜る。4合目の少し下で1発の大きな雷に驚く。まだ、樹林帯の中なのでそれほど恐怖心はない。烏帽子岩が近づいてくると雪の量もドンドン増え、ワカンを履いても膝上まで潜る。遅々として進まず汗だけが流れる。1006分烏帽子岩着(525m)烏帽子岩の少し先で座り込んでいなり寿司を食べる。ポカリを飲んでいると汗が急速に冷えて寒くなってきた。このペースでは、一人であと1時間頑張っても6合目のスキー場からの合流点まで届かないと思うし、進行方向を見ると登山道を塞ぐ雪で曲がった樹木が鬱陶しい。誰も来ない。もう少し待とうと思う。相変わらず雪は強く降っている。寒くなってきたので少し戻り、烏帽子岩を一回りする。その間に誰か来たら、前進。誰も来なければ、戻ろうと思う。我ながら、変なお呪いみたいな事をしているので可笑しくなり吹き出しそうになる。1025分烏帽子岩から下る。下り始めたら足裏に圧迫感を感じる様になってきた。靴紐をあまり強く締めると痛みの感覚は、何時もより厚めのソックスを履いてスキー靴を履いてバックルをバチンと〆た時に感じる圧痛の様な感じである。スキーなら1本終えたら、バラバラとバックルを開放しリフトに乗るけれど登山ではそんなヒマはない。それでも特に擦れという事はないので一安心。1107分一合目の橋を通過。登山道入口の登山届を置く小屋の先の舗装道路にはやまびこ通り方向へ車が1台通ったようだ。1116分砂郷沢駐車場到着。結局、誰ともすれ違う事も無く駐車場まで着いた。汗と、樹上から落ちてくる雪で襟首がビショビショになり冷たい。1127分砂郷沢駐車場を発ち途中でラーメンを食べて1300分会社に着いた。


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